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ビアデッドコリー

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おはようございます。

今日はイギリスの大型犬

ビアデッドコリーを紹介します。

 

2016年度国内登録数は56頭で75位です。

 

レアなイメージがありますが、

国内でも結構な登録数がありますよ。

 

オールドイングリッシュシープドッグに似た

ビアデッドコリーですが、歴史的には

ビアデッドコリーの方が古いのです。

 

18世紀から19世紀初期ビアデッドコリーによく似た

犬が絵画に描かれています。

1897年スコットランドで開催された

牧羊犬のショーに初めて参加して、

1898年にこの犬種の標準が決められました。

 

優秀な作業犬として飼育され続けたこの犬種は

大流行になることはありませんでしたが、

第一次世界大戦下でも繁殖が続けられていました。

 

しかし第二次世界大戦の頃には絶滅寸前まで

頭数が減りました

 

絶滅したかと思われたビアデッドコリーが

復活したのは、

スコットランドのマッカイ農場からウィルソン夫人へ送られた1頭がきっかけでした。

 

1944年作業犬の訓練に興味をもっていた

ウィルソン夫人は仲買人にシェットランドシープドッグを

注文しましたが、

その頃シェルティーがいなかったので、

仲買人から紹介された犬を譲り受けます。

その犬が牝のビアデッドコリーだったのです。

 

ジーニーと名付けられたこの犬種は賢く、

優しいので好きになったウィルソン夫人は

ビアデッドコリーが絶滅寸前であることを知り、

自ら繁殖に乗り出しました。

 

しかし交配相手が見つからないとき、

偶然牡のビアデッドコリー(バリー)と出会います。

 

そこから繁殖が始まりました。

現存するビアデッドコリーのほとんどは

ジーニーとバリーの仔犬たちに繋がる血統とされています。

 

陽気でやんちゃな面と、

知的で落ち着いて判断力がある面を

持ち合わせている犬種です。

無駄吠えもありません。

 

お迎えするには大型の牧羊犬ですから、

散歩中にランニングを取り入れるなど

多くの運動量を必要とします。

 

賢いので躾は難しくないと言われますが、

長毛でダブルコートの被毛ですから、

手入れは大変です。

 

シルバーフロッグではこの犬種の雑貨を

他犬種同様に制作しています。

 

アルジャンから発売していますので、

飼い主さんをご存知であれば

ぜひご紹介くださいね。

 

販売先⇒ アルジャン